こんにちは、管理栄養士のこむらんです!
現在わたしは育児休業中のため、朝の日課はNHKの朝ドラ(らんまん)見てからの→あさイチがルーティーンになっています。先週は、料理コーナーで「丸ごとトマトときゅうりの牛チゲ」が紹介されていました。
個人的には、牛肉も夏野菜もチゲも好きなんでおいしそうなメニューだなぁ・・・なんて思ったんですが、我が家は(わたしの)両親と同居なんで、「トマト×牛肉×チゲ」は、少し挑戦的なメニューで好みじゃないといわれるかな??と、思いながら見ていました。すると、突然
(じいちゃん)
ええやん。肉、買ってくるわ!(今から)
まさかの、父(じいちゃん)ノリノリのメニュー?!
正直、なんかハイカラなメニューやらピリ辛系の料理や、トマト煮など作った時あまりいい顔されたことがなかったので驚きでした。
どうやら、この前にご近所からいただいた大量のトマトを使うメニューを探していたみたいです。
(トマト大量消費するなら、トマトソース作るとかパスタやピザに使うとか?色々方法はあったんですけど、せっかくなんで作ってみます。)
【あさイチ】「丸ごとトマトときゅうりの牛チゲ」の作り方|みんな!ゴハンだよ(2023/7/25) | グレンの気になるレシピ (e-recipe.site)
【レシピ】丸ごとトマトとズッキーニの牛煮込み
丸ごとトマトとズッキーニの牛煮込み
材料
- 400 g 牛すき焼き肉
- 4 個 トマト
- 1 本 ズッキーニ
- 1/2 個 たまねぎ
- 大さじ2 料理酒
- 少々 塩コショウ
- 大さじ1 ごま油
- 小さじ1/2 おろしにんにく
- 1 カップ (A)水
- 大さじ2 (A)みそ
- 大さじ1 (A)しょうゆ
- 大さじ1 (A)砂糖
- 小さじ1 (A)鶏ガラスープの素
作り方
- トマトはヘタを取って、湯剥きする。
- ズッキーニは5mm幅のいちょう切りにする。
- たまねぎはスライスする。
- 牛肉は酒をふり、揉み込む。
- 鍋(圧力鍋)にごま油・おろしにんにくを入れて火にかけ、牛肉を入れ塩コショウをふってさっと炒める。
- ズッキーニ・たまねぎを加え全体に油がまわったら、(A)を入れてひと煮立ちさせる。(アクを取る)
- ①のトマトを乗せ、圧力鍋の蓋をして強火にかけます。
- 圧力がかかり、蒸気が出てきたら弱火にし、3分加熱します。
- 火を止め、そのまま10分程蒸らします。安全ロックピンが完全に下がったら、蓋を開けます。
メモ
盛り付けは、お皿にお肉・野菜・そしてトマト!と置くとなかなかいい感じの見栄えになりました。味も、さっぱりしていて食べやすく野菜もたっぷり食べられるのでおすすめです。
ちなみに、トマトは湯剥きしておいた方が見栄えがいいかな?と思って湯剥きしておいたのですが、面倒であれば、煮ると皮は剥けるので湯剥きせずに作ってもOKです。
イチオシ栄養ポイント
トマト
「トマトが赤くなると医者が青くなる」ヨーロッパにはそんなことわざがあるくらい、真っ赤なトマトは栄養豊富です。
トマトの赤色は、リコピンという色素成分です。リコピンは、カロテノイドの一種ですが、活性酸素の増え過ぎを抑え、体を老化(酸化)から守ってくれます。
強い抗酸化作用により、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防につながります。
ズッキーニ
ズッキーニには、カリウムが豊富に含まれているため、体の余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがあり、高血圧やむくみの予防に効果があります。
βカロテンも、トマトのリコピンと同じカロテノイドに含まれます。体内でビタミンAに変換され、活性酸素の増え過ぎを防いでくれます。
トマトやズッキーニのカロテノイドは、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。
今回の調理でも油(ごま油)を加えたレシピにしていますが、加熱するときは油で炒めたり、生で食べるときもオイル系のドレッシングをかけるのがおすすめです。
おいしく食べるための3つの工夫
1.加える水の量は少な目に
「丸ごとトマト」を4個も使ったレシピなのでトマトの水分を生かし、加える水の量は少な目にしました。
2.圧力鍋で時短
コムヒロ(夫)が、シャキシャキの野菜が苦手なので圧力鍋で煮込んでトロトロの野菜に仕上げましたが、夏野菜らしくシャキシャキを生かしたい人は、鍋でさっと煮るのもおすすめです。
3.残ったスープも無駄なく使う
肉と野菜のダシで栄養たっぷりのいいスープができています。
汁気が残りそうであれば、捨てずにアレンジして残さずに食べてはいかがでしょうか。
・春雨を加えてボリュームアップ
・最後にご飯+溶き卵+ごま油を加えて雑炊に
・冷凍うどんをレンジでチンして加えれば、肉うどんに
などなど・・・様々なアレンジができます。
まとめ
夏野菜の栄養たっぷり、丸ごとトマトで見た目も華やかな「丸ごとトマトとズッキーニの牛肉煮込み」作ってみてはいかがでしょうか。
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